御祭神:菅原道真公

本殿建物:三間社流造 間口一間三尺 奥行二間
拝殿建物:入母屋造 間口二間三尺 奥行二間


本 殿 ・ 拝 殿

神輿部屋・太鼓部屋




手水舎

湯  舎


創建

当開出今町民が氏神として祀っている菅原神社は、貞享

三芮寅年(1686)三月十七日満願禅寺中興の開山・大亀

金葉師の手によって京都北野神社より、その分身を受け

点眼されたと、菅原神社所蔵の文書に見受けられる。

明治九年十月には村社に列し、明治十一年八月には従来

の神号「天満神社」が現在の「菅原神社」に改められている。

昭和二十八年八月十一日には「宗教法人菅原神社」として

発足し、神社庁に属して今日に至っている。

 

           (開出今物語 菅原神社創建より抜粋)


敬神崇祖ケイシンシュウソ)

菅原神社石鳥居新築と本殿拝殿移設境内整備記念碑 


維時聖世に逢ひ文物隆盛諸社興復を得たり獨里菅原神社粛然た里。是を覧るの情感無きを得ん乎。

コノトキセイセイにアイブンブツリュウセイショシャコウフクをエたりヒトリスガハラジンジャシュクゼンたリ。コレをミるのジョウカンナきをエんカ。

茲に在米国氏子出身者の楓青年団は憤然と志天本殿拝殿移転及び石造鳥居新築能挙を発企之

ココにザイベイウジコシュッシンシャのカエデセイネンダンはフンゼンとシテホンデンハイデンイテンオヨビセキゾウトリイシンチクノクワダテをハッキシ

団員及び其の他の在米者を勸めて之が資金を據出 氏子一同は之が労力を供給志大正六年八月起工

ダンインオヨビソのタのザイベイシャをススめてコレがシキンをキョシュツウジコイチドウはコレがロウリョクをキョウキュウシタイショウ六ネン八ガツキコウ

翌七年四月竣る。此尓於て建物の配置全く旧観を改免社頭の体裁大に蕭清を加へ幽邃秀霊

ヨク七ネン四ガツオワる。ココニオイてタテモノのハイチマッタくクキュウカンをアラタメシャトウのテイサイオオイにショウセイをクワへユウスイシュウレイ

神威一層儼然たるを覚ふ。嗚呼諸氏報本の至誠能く此美を済す。豈此を千歳尓傳へさる可けんや。

ジンイイッソウゲンゼンたるをオボウ。アアショシホウホンのシセイヨくコノビをナす。アニ(ドウシテ)コレをセンサイにツタヘザるベけんや。

依て芳名を記念碑に勒して不朽尓告ぐ。惟に神名の聖鑒亦當不浅から部志。

ヨッてホウメイをキネンヒにロクしてフキュウにツぐ。オモウにシンメイのセイカンマタマサにアサからザルべシ。

満腔感謝を表之社掌謹誌焉

マンクウカンシャをアラワシシャショウココニツツシンデシルス

正五位 勲五等  岡部譲 篆額

ショウゴイクンゴトウ  オカベユズル  テンガク



菅原神社年間行事

「正月祭」

11日 神事:午前2時から

*旧年を感謝し新年1年間がよりよい年となるように祈願する

 お祭り。

「祈年祭」

211日 お湯立:930分から 神事:1030分から

*「としごいのまつり」ともいい、その年の五穀豊穣を祈願する

 お祭り。

「祈願祭」

211日 神事:1130分から

*厄年・還暦の方のお祓い、安全祈願を行うお祭り。

「勧学祭」

4月第一日曜 神事:11時から

*小学校に入学される児童の健康とこれから始まる9年間の義務

 教育の学業成就また登下校の交通安全を祈るお祭り

「春祭り」

54日 お湯立:9時から 神事:1030分から

*春の大祭。お神輿・大太鼓・小太鼓の町内巡行を行う。

「土用祭」

81日 お湯立:9時から 神事:10時から

*夏の風水害による作物の被害などが無いように祈願し豊作を

 祈るお祭り。

*垂れ幕、のぼり等神事に使用する道具の土用干しを行います。

「防災祈願祭」

925日 神事:1430分から

*昭和二十八年9月25日十三号台風の甚大な被害を受けた

 ことから、町内会主催で防災祈願を行うお祭り。

*町内5役参列。

*平成17年に災害祈願祭から防災祈願祭に名称変更。

「秋祭り」

1012日(体育の日の祭日)と決めている

 お湯立:9時から 神事:10時から

*秋の大祭。

「新穀祭」

121日 お湯立:10時から 神事:11時から

*神様に新穀をお供えして、神様の恵みによって新穀を得た

 ことを感謝するお祭り。

*農政部長参列

「大祓祭」

1223日 神事:11時から

*人が知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過(あやま)

 ち、心身の穢(けが)れを祓い清めるためのお祭り。

*注連縄交換を行います。

 

*町内会長は氏子代表として全ての神事に参列


お湯立式

祈年祭・春祭り・土用祭・

秋祭り・新穀祭は神事の前に

お湯立式を行います。



湯立式

鎮釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事である。

釜でお湯を焚きホムスビノ神とミズハノメノ神をお祭りし

、火(霊)を祓い清め、釜に向かい神歌を奏で鎮釜・鎮火を

行う。

また、湯笹で四方を拝し祓い清め除災招福を修する。

また、この笹湯は祓われて外症状を治し、飲んで内症状を良

くすると言われております。



拝殿神事


本殿前神事


春祭りお神輿・太鼓巡行


土用干し


注連縄作り

町内長老の指導の下、総代4名・宮世話6名で注連縄を作成

12月大祓祭に注連縄交換を行っています。



年末どんど焼き




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